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古稀脳活72

                    ブログタイトルの『古稀脳活72』は ”ボケ防止と脳活性化” のために72歳から開設するという意味である。                                                                今後、何年ブログを継続できるか自分自身との闘いであり、またそれが励みになり老後の楽しみでもある。

あの手この手で攻めてくる(6)!!
余計なお世話ですが....『特殊詐欺』に興味のある人は参考にしてください。
昨日(11/10)、週1で通っているゴルフ練習場(上記写真)に出向いたところ、久し振りに現役時代の同僚(74歳)に出逢った。その同僚が、スマホ片手に練習中の私の打席にやってきて、「初めてこんなメールが届いたんだけど、どうすればいいですか?」と言って見せてくれた。

そのメールは下記内容のものだった。(原文のまま私のスマホへ転送、電話番号は削除)
これは明らかに『架空請求』と思われるので、同僚には無視するように助言したうえで、「もし、無視するのが不安であれば市役所(今回はマイナンバー関係なので)か、警察に相談した方が良いよ!」と伝えておいた。


何故『架空請求』と判断したのか?....その理由は『全ての項目』に具体性がないことである。
①そもそも『マイナンバー相談窓口』という部署が実在するのか??
②発信元の『委託業社名・責任者・日付等』の記入がない。
③発信先の『住所・氏名等』が記入されていない(発信先の相手が特定できてない・誰でもよい)。
④文中の『重大な事実が発覚した』⇒具体的に何が発覚したのか??
⑤文中の『トラブルに巻き込まれる』⇒どんなトラブルなのか??
⑥指定の電話は『IP電話』⇒『050』は、局番ではないので電話の持ち主の地域が限定できない。
....ということから、全ての項目が矛盾&不審だらけで、意味不明な文章で日本語になっていない。
これは間違いなく『架空請求』である....と結論付けた。
 
そもそも『マイナンバー相談窓口』が実在するのか.....
早速、インターネットで調べたところ数か所の市役所に『マイナンバー相談窓口』が実在していた。
この市役所の『マイナンバー相談窓口』では『架空請求メール』のような『アドレスのチェックなど』の業務は行っていない。 

【参考までに】
警察庁によると....2021年の特殊詐欺の被害件数は約1万4000件となっていて、その被害額は約278億円だったと発表している。依然として被害が『高齢者』を中心に高い水準で発生しており、深刻な状況が続いていると同庁が注意を促している。
 
我々、古稀を過ぎた『後期高齢者』は、やれ「パソコンだとか、デジタル化だとか、マイナンバーだ」とかいう、急激な時代の流れに乗り遅れてしまう可能性がある。
ほとんどの人(後期高齢者)が、このような外来語(カタカナ表記)を見たり聞いたりするだけで、嫌気がさしてくるが逃げるわけにはいかない。
この情報過多の時代を生き抜くために、あらゆる外乱情報に対応できるように、また、ボケ防止のためにも『疑ってかかる』ことも必要である。
現在の日本では『性善説』は、成立しなくなったと考えざるを得ない。

パソコン1台で無作為に適当なメールを発信すれば楽に稼げる....『額に汗して働く』という時代は遠い昔のハナシになってしまったのか!困ったもんだなぁ~!

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◆昨日の散歩(スマホアプリ結果)
①歩行時間 :1時間02分 
②歩 数  :5,697歩
③歩行距離 :4.9km
④消費カロリ:205.0kcal 
⑤脂肪燃焼量:29.2g  (vol.1598)【Kー正人】

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