さて、今日は<<近況>>の続きです。
と言っても前回書いてすぐ書き始めましたが、やっと今日の投稿です。
高齢になって動きが実に鈍くなりました。
と言っても前回書いてすぐ書き始めましたが、やっと今日の投稿です。
高齢になって動きが実に鈍くなりました。
以前 "民ちゃん" が書いてくれた『メダカの学校』の話はとても楽しく読ませていただきました。
先に書いたスーパーに行く畔道に小さな水路(溝)が通っている。
私が此処に住んで50年程になる。その時はすでにチョロチョロ農業用水として流れていた。
子供たちはこの溝で『メダカ』や『ドジョウ』を捕まえて遊んだものだ。
子育てには長閑(のどか)で良い環境の時代であった。
数年前に水路の改修工事が行われてコンクリートの川底になった。
当然、土や草は一掃された。結果は言うまでもない『メダカ』や何種類かの生き物は消滅した。
サラサラ流れる水路を覗くことは無くなった。
しかし1年2年経つうちに少しづつ川底に土が溜まり始めた。
そして小さな『シジミ』の殻が見えるようになった....『シジミ』が再生した証拠だ。
小さな水草も生え始めた。金魚鉢に入れているアレである。1年ごとに少しずつ増えてきた。
気にも留めなかったが、テレビ番組『池の水全部抜く』というのを見た。
どこかのお城の堀だったか、水路だったか、この水草が大繁殖して水面も見えなくなり、長い根がガッツリはびこって水は淀み光が遮られ、生息する魚にも悪影響が出ているという。
水草は大量の水を含んでいる。その上長い根っこである。
撤去作業は重労働である。この草は本当に繁殖力が強い。毎年その帯が長くなっている。
「手で採れる小さなうちに除去した方がいいな。いまなら私でも取れるかも知れない」と思った。
ところがよく見ると ”民ちゃん” が言っていた、『メダカ』の子ども『針子』が沢山泳いでいるではないか....更によく見ると『ドジョウ』や『グッピー』のような『メダカ』も1匹、川底には『シジミの殻』や『ホタルの餌』になる『カワニナの巻貝』なども沢山。
「メダカが帰ってきた」水草が棲みかになっていたんだと気がついた。
「ヤバイ ヤバイ 『メダカ』やその他の生物にとって水草は繁殖する棲み処なのだ。それを抜くなんてとんでもない」と反省した。
ところが私の他にも覗き込んでいる人が何人か出てきた。
そのうち網を持ってメダカを救っている。
少々獲ったところでいなくなる筈はないと高をくくっていたが、最近メダカの姿を見なくなった。
まさか獲り尽くした訳でもあるまい....寂しい気がしたが水草がある限り、繁殖力の強い『メダカ』は必ず復活するだろうと期待している。【H・Y】
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