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古稀脳活72

                    ブログタイトルの『古稀脳活72』は ”ボケ防止と脳活性化” のために72歳から開設するという意味である。                                                                今後、何年ブログを継続できるか自分自身との闘いであり、またそれが励みになり老後の楽しみでもある。

終活....近隣住民に迷惑を掛けないように!!

 
今年のGWも終わろうとしている。
数年前(古稀を迎えた頃)から、車の運転も億劫になり、殆ど外出(遠出)もしなくなった。
毎日が『日曜日』の高齢者にとっては、何かしないと『ボケ』てしまいそうで不安である。
最近、暇を見つけては少しづつ『終活』を行っている。
 
上記1枚目の写真は10年前(2012年3月)に撮影した我が家である。
『家』以外の建造物(車庫・外壁・フェンス等)は、総てDIYでの手作りである。
外壁は、ブロックを積み上げて『木曽コバ』という、細長い長方形(棒状)の『タイル?』を1本1本貼り付けている。結構、手間暇をかけて試行錯誤を繰り返して楽しみながら作っている。
 
昨年10月下旬に、ある民放テレビ局が 『最近の空家状況』 という内容で、東京の高級宅街にある空家を紹介をしていた。テレビカメラは、東西に走る2本の道路に挟まれて連続して建ち並ぶ5軒(南北合わせて10軒)の空家の集団を映し出した。

テレビ取材班に同行していた不動産屋は...
「これだけの空家が10軒纏まっていると土地代は1軒当たり1億円。更地にすると10軒分を10億円で購入できるので、立派な商業施設が作れる」と言っている。
これだけの高価な土地を遊ばせておくのは勿体ないのだが....個人所有の資産(空家)は、現在の法律では『所有者の許可なし』では国も地方自治体も手も足も出せないようだ。

10軒の空家の全ての屋根は崩落して、雑草は生茂り、植木は巨木化し、小動物(ハクビシンやネズミ)の棲み処となっていて、近隣住民にとっては、大変迷惑な状況になっている。
その空家群の中の1軒にスポットを当ててカメラが寄って行った。
その空家の周りに積んであった『ブロック塀』は崩落、玄関先の門柱の横のブロック塀の内側に植えてあった庭木が大きく育ち、木の直径が50cmも超えそうな『幹』がブロック塀を破壊している。
その
ブロック塀に設置してあった郵便受けは、壊れたブロック塀の鉄筋にぶら下がって無残な形で残っている。
巨木化した庭木の枝は道路上に大きくはみ出し、その『根』もブロック塀の基礎を潜り抜けて、道路のアスファルトを凹凸に隆起させている。車はおろか人も通りづらい環境になっている....。

この番組を観て『明日は我が身』と受け止めて、番組の翌日にブロック塀を倒壊させないように、ブロックの側(30cm以内)に植えている総ての庭木を伐採した。
これらの庭木は植えてから40年以上経っていて、更に上記の写真撮影から10年が経過しており庭木も想像以上に成長していた。

玄関脇に植えていた『柊(ひいらぎ)』の木を伐採するときは、ブロック塀に囲まれて場所が狭くて『電動鋸』も『手引き鋸』も入らず『鉈』を振り回してようやく切り倒せた。
木の『根』は腐るまで待っていたのだが、伐採後6ケ月経っても腐るどころか新芽が吹いていたので、仕方なく3日前に1日かけて悪戦苦闘の末、ようやく掘り起こすことができた。
最も心配していた、庭木が育ってブロック塀を倒壊させるなどして近隣住民に迷惑を掛けなくて済みそうである。

上記2枚目の写真は現在の状態で、かなりスッキリした感じになったのだが、今年は庭木を伐採して初めての夏を迎えることになる。
ところが、4本植えてあった『山茶花』の木を伐採したことで、真夏の酷暑・猛暑には耐えられないという苦情が出てきた。
妻が「真夏の太陽の日差しが強烈で、モロに道路のアスファルトに照り付けて、昼間は反射熱、夜は輻射熱で、クーラーだけでは耐えられない」というのである。

となると『遮熱効果』のためには、『みどりのカーテン』しかない.....ということで、廃材を見繕って『ゴーヤ棚』を作ることになった。
果たして『山茶花』と『ゴーヤ』、どちらが『遮熱効果』を発揮するのか楽しみでもある。
でも、屋敷から樹木などの『緑』が消えると殺風景になるもんだなぁ~(vol.1622)【Kー正人】
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