１０時半、春の陽気（気温１８℃）に誘われて、７年ぶりに『遠出』の散歩に挑戦してみた。
平成２５年、右耳の病気『外リンパ瘻（ろう）』を患う前に、９０分を掛けて散歩していた約１２Kmのコースである。
残念ながら今回は、約３分の２の距離を歩いたところで、持病の『左膝関節』が悲鳴を上げそうになったので、全長制覇を諦めて近道をして帰宅した。
ポケットに入れていた万歩計は、１万２千歩（約８.８ｋｍ）を積算していた。
その散歩の途中、道路脇の雑木林で珍しい『白い花』を見つけた。この『白い花』を見たのは、６０年以上前の子供の頃である。
この『白い花』には、やがて対称的な『赤い実』が生り、完熟すると酸っぱい味がする『グミ』になる。
当時は学校帰りによく摘まんで食べたものである。
あの頃を思い出して、ついつい懐かしくなって立ち止まり、暫く見入っていて携帯（スマホ）で写真を撮ってきた。
このリンドウみたいな恰好の白い花が、あの艶やかな真っ赤な実になるなんて想像できない。
秋口になって赤い実『グミ』が着いた頃、また、この道を散歩しよう......モチロン生きていたらのハナシである。（vol.1525）
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