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古稀脳活72

                    ブログタイトルの『古稀脳活72』は ”ボケ防止と脳活性化” のために72歳から開設するという意味である。                                                                今後、何年ブログを継続できるか自分自身との闘いであり、またそれが励みになり老後の楽しみでもある。

茄子の花には『仇花』はない?!


毎年、4月上旬には狭小の庭に『胡瓜、ミニトマト、ピーマン』などの夏野菜を植えている。
今年は、夏野菜(上記3種類)に加えて5~6年ぶりに『長茄子』を2本植えてみた。
5月上旬から30cmほどの立派な長茄子が4~5本収穫できて順調な滑り出しであった。
ところが梅雨入りした6月中旬から、全く『実』が着かなくなった。
 
茄子には神代の昔から『親の意見と茄子の花は千に一つの仇はない』という格言がある。
茄子は1輪の花の中に『おしべとめしべ』が同居しているので、花さえ咲けば間違いなく『格言』通り実が着くようである。
 
よく観察していると、茄子の『ヘタ』と同時に紫色の『蕾』が着くのだが、その蕾は開花することなく、2~3日で萎んで枯れてしまう。
『仇花はない』という茄子だが、開花しない限り実は着かない....。
 
インターネットによると『雨が続くと開花しない』とあった。
今年は『ゲリラ豪雨』が4回も襲ってきたので、開花しなかったようである
自然が相手では手の施しようがないので、そのまま放置しておいた。
但し、追肥と散水だけは他の夏野菜と同じように与えていた。
 
今月11日に『台風7号』上陸に備えて、ゴーヤを撤去した。
その時、実の着かない長茄子を除去しようと思ったのだが、「もう一度チャンスを与えよう」と考え、秋茄子に仕立ててみることにした。
 
インターネットによると、秋茄子にするには『剪定・根切り・追肥』が必要とのこと。
①『剪定』は『茄子の幹』を2~3本仕立てにして無駄な枝は切り捨てる。
 この時、茄子の蕾、花、実も総て切り捨てて、葉も2~3枚残して切り捨てる。
②『根切り』は『茄子の幹』から半径30cm位の所をスコップ入れて根を切断する。
③『追肥』は根切りでスコップを入れた後の『隙間』に合成肥料を入れる。
  合成肥料=窒素・リン酸・カリ(8:8:8)を使用。

秋茄子に仕立てたのが13日頃だった。
10日ほど経った今朝、葉っぱも生茂り、いきいきして蘇ってきている。
失敗して元々と開き直って、大鉈を振るったのが奏功したようである。
きっと美味しい秋茄子が出来る....ことを期待している。(vol.1635)【Kー正人】
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