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古稀脳活72

                    ブログタイトルの『古稀脳活72』は ”ボケ防止と脳活性化” のために72歳から開設するという意味である。                                                                今後、何年ブログを継続できるか自分自身との闘いであり、またそれが励みになり老後の楽しみでもある。

『T君』よ何故、俺に白羽の矢を立てた!?


あの手この手で『攻めてくる』のは、インターネットやEーメール、電話等で架空請求してくる『特殊詐欺』だけではないことが分かった。
こともあろうに数少ない同級生が攻めてきたのである。そのやり方があまりにも酷いのでブログに書き残すことにした。

それは6月22日、同級生『T君』から郵便物が届いたのが事の始まりである。
関西神戸同窓会の時Yー哲幸君監修の下、私が作成配布した同級生住所録によると、その『T君』は日本三景で有名な観光名所『天橋立』近辺にある、立派な高級マンションに住んでいる。
その彼が『B5サイズ』の封筒を送り付けてきた。封書には250円の切手が貼ってある。
相当の重さ(250g)と厚さがある。同窓会の栞でもあるまいし......嫌な予感がする。

開封してみてビックリである。想像もつかない代物が入っている。
それは宗教に関する『小冊子2冊』と『聖書の一部』と思われるコピー2部(40枚前後)と本人の手紙7枚が同封してあった。
手紙の書き出しが『親愛なるⅯ-K(私の本名)様』とある。
恋文でもあるまいし実にふざけた書き出しである.......この時点で不快感が爆発しそうである。

その手紙は横書きの便箋に小さな文字で『びっしり』と書かれている。
私の学力の無さに配慮してか、文中の漢字には丁寧に ”ふりがな” まで付けてある。
1枚目を読んだだけでウンザリしてきた。
その内容は①世界情勢、先が見ない現代社会への不安。老後の生活と病気の心配。②コロナウイルスによってボランティア(宣教?布教?)活動ができない。③妻が50歳の若さで逝去したこと.....などが書かれていたようだ。(これ以上のことは覚えていない)
この『ウナギの寝床』のような出口の見えない文章は読む気さえ起こらない。

この『T君』とは今までに年賀状の交換もしていないし、同窓会でも10数年前に1回逢っただけで挨拶程度の会話しか交わしていない。
まさかそんな『T君』から、宗教の勧誘を受けるなんてとんでもない話である。
失礼極まりないこの話に怒り心頭である。
このまま放置しておくと2の手3の手で攻めまくってくるようだ。

そこで下記内容の手紙を添えて、そのまま全ての資料を送り返すことにした。
  
~・~<『T君』へ添付した手紙>~・~
先日、貴方様から意味不明の封書を戴き大変困惑しています。
貴方の自筆の手紙の内容も理解できませんし、読む気にもなりませんが一応2頁目まで読みました。
奥様を50歳の若さで亡くされた事に対しては、謹んでお悔やみ申し上げます。

この手紙で一体、私に何を訴えようとしているのか全く解りません。
貴方のボランティア活動等の『自慢話』なのか『宗教勧誘』なのか『説法・説教の類』なのか.......?
ただ、無神論者の私にとっては、大変迷惑な話であることに間違いはありません。
同級生の住所録を、このような形(勧誘)で使われては大変困ります。
本来なら『同級生の住所録をこのような目的で使用させて戴いてよろしいでしょうか?』と、住所録発行元の私に事前連絡して許可を受けるべきだ......と私は思います。

私以外の同級生にも、同じような封書を送られたのですか? そのような行為はやめて貰いたい。
いずれにしても、今回の貴方の行為には大変な迷惑を被っています。
貴方の貴重な資料は、私には『馬の耳に念仏』で、その価値観は全く解りません。
処分に困っていますので全ての書類をそのままを返却します。
尚、これからは私への連絡は一切お断りします。大変迷惑です。Ⅿ-K
~・~<『T君』へ添付した手紙・終わり>~・~
==上記の手紙は6月23日、下記宅急便を受取り拒否した後に切手250円を貼って投函した。==

6月23日、上記手紙を投函する前に今度は宅急便で小包が届いたのである。
何時もなら、すぐ受取りのサインをするのだが、不思議なことにこの日は送り主が気になったので、色々質問と確認をしてみた。
以下が私と配達員との会話である。
私 :「誰からですか?」
配達:「京都・宮津市の『T様』からです」
私 :「えぇ~『Tさん』からですか?それは困ります。受取り拒否はできますか?」
配達:「拒否できますが、理由は何ですか?」
私 :「この人はある宗教団体の勧誘者です。受取ったら大変なことになりますので拒否したい....」
配達:「分かりました。受取り拒否で処理します」
私 :「送料はいくら払えばいいですか?」
配達:「勿論、受取り拒否の場合は無料になります」
私 :「ご無理言って申し訳ないです。よろしくお願いします」
ということで一件落着となる予定だが......この後『T君』がどう出てくるかである。
何か連絡があった場合は「なぜ俺に白羽の矢を立てた?」を問いただしてみたい。

その後(6月24日)、この宗教について調べてみた。これは『E教団』というものらしい。
下記の内容は、インターネットから引用している。
この『E教団』には下記の戒律があるようだ。
①輸血拒否 ②他の宗教の冠婚葬祭には出席できない ③偶像崇拝禁止(十字架やマリア像も) ④兵役拒否 ⑤格闘技・武器使用禁止 ⑥クリスマスやハロウィン、自身の誕生日も祝ってはいけない ⑦国旗敬礼・国歌斉唱禁止 ⑧喫煙、医療目的以外の麻薬・薬物の使用禁止 ⑨マスターベーション、婚前交渉禁止........という厳しい戒律があるようだ。

特に日本人には馴染めないのが上記①と②である。
この宗教に入ると......
①輸血を拒否.......もし、交通事故等で出血多量で瀕死の状態にあっても輸血を断るようだ。
②兄弟や親戚の冠婚葬祭には出席できなくなる。
更に、墓参りも禁止となる......日本人の常識的な生活環境から隔離されてしまう。
これは日本の伝統・文化を否定している。
どう考えてもこの宗教は日本人の私には向いていない。勿論、入会する気など毛頭ない。

【参考までに....】この教団の勧誘には女性2人でやってきて、パンフレットなどの資料を置いていくようですが、受け取ると『関心がある』ということで頻繁に訪問してくるそうです。
私の場合は、偶然にも郵送してきた資料や、宅配便の小包などを送り返したのは正解だったようです。

【写真】今年の『省エネ大作戦』のゴーヤの棚である。今朝、ようやく『雌花』が2個付いた。
写真奥の白いゴーヤは蔓(茎)も色白.....『白ゴーヤ』と『緑ゴーヤ』が交配するとどんな色のゴーヤになるのかなぁ~。【M-K】(vol.1491)
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