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古稀脳活72

                    ブログタイトルの『古稀脳活72』は ”ボケ防止と脳活性化” のために72歳から開設するという意味である。                                                                今後、何年ブログを継続できるか自分自身との闘いであり、またそれが励みになり老後の楽しみでもある。

静かすぎる.....40年間住み慣れた団地は限界集落に?!

 
1月8日の首都圏(1都3県)に続き、翌週13日には中部・関西・北九州地区にも『緊急事態宣言』が発出された。新型コロナウイルス感染者数は、全国的に増加の一途を辿っており、昨日全国で7,000人以上の感染者が出たと報じている。
政府自民党の後手後手の対応に加え、危機管理能力の欠如・軽率な発言を繰り返す閣僚達を見ていると、近々の終息など期待できない現状である。

自分の身は自分で守るために、日夜を問わず不要不急の外出を自粛している。
この1年間は誰に命令された訳でもないが、午前中の散歩以外は殆ど『自宅謹慎中?』である。
毎日2階の旧子供部屋でインターネットのゴルフ動画とテレビ鑑賞で暇を潰している。
 
今朝9時半、ポカポカ陽気に誘われてカメラ持参で散歩に出掛けた。
昼前だというのに団地内では誰にも出会わない。猫の子1匹姿を見せない。静かすぎる団地となった。
この静かさをカメラに収めたくてシャッター切ってみた。
正面の路上に駐車している2台の車がなければ、人っ子一人居ない無人団地とも思える。
 
この団地は昭和50年初頭まで『山田紡績』という工場があったが、時代の流れに逆らえず倒産を余儀なくされたようだ。
その膨大な工場跡地を昭和55年に新日鐵(株)が購入し、約200世帯の社員向け分譲住宅として56年に売り出した。我が家も7倍の競争率だったが、うまく抽選で引き当ててようやく購入できた。
購入時35歳。丁度40年前になる。
 
昭和58年当時の小学生は142名で、約30年後の平成24年には12名になり、現在はさらに減少しているようだ。
団地住人で亡くなった人や田舎に引っ越した人などで、現在20軒近い家が空き家となっている。
現在のこの団地の世帯主の平均年齢は77.4歳となっており、今や後期高齢者の専住団地と化し、都会の『限界集落』となりつつある。
 
毎日、持病の『左膝関節痛&耳鳴り&眩暈』と付き合いながら、1時間ほどの散歩を楽しんでいる。
この団地には故郷・野尻に隣接する『椎葉村』出身の住人が居るが、この人は20数年前に自治会を脱会しているので交流はない。【M-K】(vol.1511)
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