忍者ブログ

古稀脳活72

                    ブログタイトルの『古稀脳活72』は ”ボケ防止と脳活性化” のために72歳から開設するという意味である。                                                                今後、何年ブログを継続できるか自分自身との闘いであり、またそれが励みになり老後の楽しみでもある。

今年も団地内の公園の桜が咲いた!

(写真上でクリックすると2段階で拡大する)

思い出....この団地(社員向け分譲住宅)に引っ越してきたのが35歳(1981年5月)だった。
第1期分譲が50戸から始まり、第3期分譲まで合計で約190戸が売り出された。
当然、第1期分譲に申し込んだ。
過去にも2回ほど他の分譲を申し込んだのだが、いずれも総て抽選で外れていた。
私には『くじ運』がないとものだと思い、この時は長男(当時小学校3年)を連れて行き抽選させることにした。
 
この分譲住宅(家)には7人が申し込んでおり、競争率が7倍に膨れ上がってしまった。
抽選会は毎回、会社(製鉄所)の『体育館』で行われて、家族を含めると200人以上が集まっていた。
抽選会では本抽選を引く順番を決めるための予備抽選が行われる。
その『予備くじ』を長男が引いたところ、残念ながら『7番目』を引いてしまった。
 
最悪のケースである。もう『残り物』しかないので「当たる筈などない」と諦めていたのだが....。
実際、本抽選が始まると1人、2人、3人.....5人まで『外れくじ』を引いてくれた。
体育館に集合していた全員が『外れくじ』を引く度に歓声が沸き上がる。
ついに6番目になった。この人は2分の1の確率である。
 
6番目の人は、緊張しながら抽選箱の中を引っ搔き回している。
そして抽選箱から取り出した札が『外れ』だった。
大歓声である....長男が最後の残り札を取り出して『当たり札』を片手で高々に持ち上げて、会場に見せたところ『拍手喝采』が起きた。
息子の誇らしげな『ドヤ顔』を会場全員に、見せつけていたことが今でも鮮明に蘇ってくる。
 
あれから42年が過ぎ、あの時の長男も今年51歳を迎えた。
その当時2~3mほどしかなかった公園の桜の木が、大きく成長して今年も満開の花を付けてくれた(上記写真)。
桜の木をよく見ると、枝の先端が枯れているようにも見える。
老木になってしまったのか、それとも『酸性雨』によって枯れてしまったのか?
この桜を見る度に自分の人生と重ね合わせてみることがある。
あと何年、あと何回、満開の桜を見られるのか?.....なんてネ!

 
(写真上でクリックすると2段階で拡大する:2011年9月撮影)

【霞ヶ丘の桜】上記2枚目の写真は、過去にも数回ブログに載せた、私の自慢の『霞ヶ丘』の頂上から見た霧島連峰です。
眼科に広がるのが私が18年間お世話になった集落です。
この写真の中央部に桜の木と左端に小枝の葉っぱ(赤色の矢印)が写っています。
この季節には、この桜が満開になるそうで同級生の『Y-哲幸君』から、4~5年前に「かすんが丘の桜が満開じゃっどー!」と電話で教えてくれたことがありました。
故郷にお住いの同級生の皆さん、是非一度『霞ヶ丘』の頂上まで花見にお出かけください。この霧島連峰をバックに満開の桜が見られると思います。(vol.1615)【Kー正人】
PR

コメント

コメントを書く