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古稀脳活72

                    ブログタイトルの『古稀脳活72』は ”ボケ防止と脳活性化” のために72歳から開設するという意味である。                                                                今後、何年ブログを継続できるか自分自身との闘いであり、またそれが励みになり老後の楽しみでもある。

停車中のエンジン・ストップはトラブルを誘発する?!

 
昨日、週2回は通っている近所のゴルフ練習場へ出かけた。10時から3時間の打ち放題である。
300球ほど打って12時30分に切り上げた。気温32°で全身汗びっしょりである。
ゴルフ練習場を出た所で、何時も通る直進の道路が工事中になっており、左か右に『迂回』するように看板がでている。ほとんどの車は『左』へ折れていくが、私は『右』へ行かざるを得ない....。
看板の指示に従って『右』へ折れて40mぐらいの所に信号機のないT字路交差点がある(写真)。
 
この交差点に妻の車と同じ車種の軽乗用車が止まっている。
その軽乗用車はストップランプも点いていなし運転手も車内にいない。
私の車のエンジン音を聞きつけて、左側の木陰に涼んでいたと思われる女性がハンカチで汗を拭きながら出てきた。50数年前の『昔のお嬢様』である。困り果てた顔をしている。
「どうかしましたか?」と声をかけてみる。
「エンジンがかからなくなったんです」と言っている。まだ購入したばかりの新車に見える。
「修理屋に電話はしましたか?」と尋ねると
「携帯電話を忘れてしまって、誰にも連絡できません」とのことである。
 
この場所(交差点の中)ではどうすることもできないので、大きな通りの右側の広いところへ故障車を移動することにした。
その故障車の前に私の車を前向きに着けて、エンジンをかけっぱなしでトランクを開け『ブースター・ケーブル』を取り出して準備しながら、その女性に「ボンネットを開けてください」と言ってみるが、ボンネットの『開け方』が分からないようである。
仕方がないので、私の車と女性の車のボンネットを開けてバッテリーを繋いで1~2分待ったあと、私の車のエンジンの回転数を上げて女性にエンジンをかけさせる。
一発で軽乗用車のエンジンがかかったので、普通なら「ハイ!さよなら~!」でいいのだが、この『昔のお嬢様』は『エンジン故障』の原因が分かっていないようだ。
更に、この女性は「今年6月に新車で購入したばかりなのに、こんなに早く故障するなんて欠陥車じゃないの?.....」とボヤいている。
実は「貴女の運転の仕方が間違ってますよ!」と言いたかったが.....この場では口にしなかった。
 
そこで『昔のお嬢様』に、下記内容の話をしてみた。
①一応これでOKで運転可能だが、このままの状態で運転すると2~3か所先の交差点でまた同じことが起こること。
②その原因は、新車で購入してから3ケ月間『エコアイドル』機能だけで走っているので、バッテリーが上がってしまったこと。.....等を話してみるが『エコアイドル』ということすら分からず『チンプンカンプン』のようである。メカに弱い女性には無理な話のようだ。
 
仕方がないので、この車について説明することにした。
『エコアイドル』というのは、交差点などで車が(ヤイヤ)停止したら数秒後に、エンジンがストップしてアクセルを踏むとエンジンがかかるという仕組みです。
これは非常に便利なものだと勘違いしている人が多いようですが、アクセルを踏んだだけでエンジンがかかるのではなく、スターター(セルモーター)でエンジンをかけているのです。
この「スターターが一番バッテリーの電気を食う!」ということはご承知の通りです。
従って交差点で停車する(エンジンが止まる)たびに、スターターでエンジンをかけているので、毎回大量のバッテリーを消費しています。
だから『エコアイドル』のまま走り続けると、バッテリーは減っていく一方になりますので『エコアイドル』で運転するのは控えるべきです。
 
今後はどうしたらいいの?
エンジンをかけたら、運転席の速度表示パネル上部に「eco idole」という緑色のランプが点きます。
このランプが点いてるときは、交差点などで停車したらエンジンがストップします ⇔ これが今回のトラブルの原因です。

そこで速度表示パネルの右側にある「eco idole off」のボタンを押せは、上記の「eco idole」ランプは消えて、速度表示パネルの下部にある「eco idole off」の白色のランプが点灯します。
この「eco idole off」にしておけば、交差点でエンジンは止まらないので今回のようなトラブルは起きません。
このボタンは走行中に押しても問題ありません.....という説明をしながら実際にボタン操作をさせたので納得したようだった。
あとは本人の自覚次第なので「ハイ!さよなら~」となった。
勿論『昔のお嬢様』は感謝しきりであった。
 
【写真】最近はコロナ禍の中での不要不急の外出は自粛しているので、ブログに書く『ネタ』もないのが実情である。
今朝はいつもの散歩道を変えて、昨日の場所へ出向いて撮ってきた写真である。【M-K】(vol.1500) 

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