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古稀脳活72

                    ブログタイトルの『古稀脳活72』は ”ボケ防止と脳活性化” のために72歳から開設するという意味である。                                                                今後、何年ブログを継続できるか自分自身との闘いであり、またそれが励みになり老後の楽しみでもある。

お酒を飲むと『〇〇』が痛くなる(激痛に襲われる)!!


3日ほど前に地元の民放テレビが、2~3ケ月前に
全国ネットで放送した『主治医が見つかる診療所』という番組を再放送していた。
この日の番組では6名【男4:女2】の有名人をオファーして、人間ドックで精密検査を受けさせ、検査結果が出たところで6名をスタジオに招き、病気の進行度合いによって順位を付けて『余命宣告』するという、本人達にとっては過酷な番組である。
勿論、スタジオには専門医5~6名が同席して、それぞれの病気について解説してくれるので非常に参考になる番組である。
この日は、軽症の3人(女性2名と男性1名)の解説が終わったところで、還暦を過ぎたベテラン俳優が「私はお酒を飲むと〇〇が痛くなるんです」と言った。もう一人の同世代の男性も「私も痛くなるんです」と言い出した.....テレビを見ていた私も〇〇の激痛を体験しているので頷いてしまったのである。
 
以下は私の体験談である。
一昨年(2019年)7月中旬に『シロアリ』を発見してしまった。
当時は『左膝関節痛』で二足歩行も困難な状態だった。
私は「大事な家をシロアリごときに食い潰されてたまるか!」という怒りに満ちた執念だけでシロアリ退治を始めたのである。
 
1日目......2本のタンス移動、畳上げ、床板剥がし作業。
床板は『コンパネ』という厚さ12ミリの合板を使っている。
1枚のコンパネには10数本の長い『釘』が打ってあり、その釘を『バール』を使って一本づつ抜くのも大変な作業である。簡単には
抜けない釘と過酷な猛暑のなかで、イライラが募って爆発しそうになる。
 
この日は普段は殆ど飲まない缶ビール(500㎖)1本を、風呂上りに飲んで3時間ほど経ってから布団に入った。
昼間の重労働の影響で、すぐ眠りに就くことができた。
熟睡している最中に突然左膝に激痛が走った。その痛さは尋常ではなかった。
大きなハンマーで殴られたような....刃物で切り付けられたような痛さであった。
暗闇の中で、思わず血が出ているのではないか?と疑って左膝に手を当ててみたが出血はしていなかった。
時計を見たら22時半である。医者に行くほどでもないので、ただひたすら激痛に耐えていた。すると30分ほどで痛みが鎮まってきた。
その時、思ったのは昼間の不慣れな作業で、左膝を酷使したのが原因だろうと、深く考えないで眠った。
結局その晩は約1時間周期で3回も激痛に襲われたのである。

 
 
2日目......朝9時半からシロアリ退治。
床下の『蟻道』を探して中腰で這いずり廻りながら、柱1本1本を丁寧に手で触って被害状況確かめる....という作業を繰り返したがシロアリの巣を見つけられないまま1日が終わった。
その夜も前夜同様、風呂上りに缶ビール(500㎖)1本を飲んで布団に入った。
すると2日目もまた、昨夜と同じ現象が起きたのである。
もしかしたら、この痛みは『左膝関節痛』ではないかもしれない....。
もし膝関節痛なら、一晩中激痛に襲われ一睡もできない状態になる筈である。
手探りで左膝関節部を探ってみると、左膝の皿の裏ではなく内側に痛みがある。
そこは、ブログにも書いた『下肢静脈瘤』の場所であることが分かった。

この2日間で何が起きたのか....普段の生活との変化を考えてみると、風呂上がりのビールしか思いつかない......ビールが血管(下肢静脈瘤)を襲っているのではと思い、翌朝インターネットで調べてみたら予想的中である。
3日目からビールを止めたところ、左膝内側の下肢静脈瘤の激痛はなくなった。

~~<インターネットには、概ね以下の内容で書かれていた。(インターネットからの転用を含む)
ビールやお酒などのアルコールを摂取すると肝臓で分解される。
摂取したアルコールは、全て肝臓で分解される訳ではなく、個人差にもよるが数パーセントから10数パーセントは、血液と共に身体中を駆け巡り毛細血管までたどり着く。
そのアルコールが脳細胞に辿り着くと、心地よい『酔い』を感じる。
深酒(飲みすぎ)をすると、悪酔いをしたり2日酔いで頭が『ガンガン』してしまうことになる。
 
血液と共に身体中を駆け巡っていたアルコールは、時間経過と共に『アセトアルデヒド』という有害物質に変化していくという。
悪酔いや2日酔いで頭を『ガンガン』させていた犯人こそが『アセトアルデヒド』ということになる。
この『アセトアルデヒド』という物質は、アルコールのみならず『煙草』にも含まれており、『発がん性物質』とも言われている。
この有害物質『アセトアルデヒド』は、体内に蓄積されることはない。
.......と解説してあった。
>~~
 
これを自分の症状に当てはめると、ぴったり合致するのである。
ビールを摂取して4~5時間ほど経ってから、激痛が襲ってきているので、ビールが『アセトアルデヒド』に変化した後、左足の毛細血管から心臓に戻ってくる血液が、小指ほどの太さに膨らんだ『下肢静脈瘤内』で血流が止まり、左膝内側の血管を攻撃していたと推測される。
20~30分したら、静脈瘤に止まっていた血液が後ろから『アセトアルデヒド』を含んだ血液に押し出されて心臓に戻っていく。
これを繰り返していたのではないか......ということになる。
 
もし頭の中に『脳動脈瘤』があったとすると、この『アセトアルデヒド』が『脳動脈瘤』を攻撃していたかもしれない.....とんでもないことになっていた可能性も否めない。
左膝内側にある『下肢静脈瘤』については、掛かり付けの医者に相談している。
医者は血管の太さを抑えるために『サポーター』などで締め付けて血流が止まらないように気を付ければ問題ないと言っている。

さて表題の『お酒を飲むと〇〇が痛くなる』の〇〇は『血管』である。
昨今、血管年齢が話題になっている。
我々も血管が痛くなる年頃になってきたのは間違いないようだ。(
vol.1522)
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